ここでは、新型ビタミンC誘導体ともいわれる、APPSの特徴と効果について紹介します。
水溶性・脂溶性両方の性質を兼ね備えた、まったく新しいビタミンC誘導体。それがAPPS(アプレシエ)です。化粧水や美容液に主に含まれていたリン酸型(水溶性)、こちらにパルチミン酸(脂溶性)を加えることにより、水にも油にも高い親和性を発揮することが可能になりました。
そのため、以前のビタミンC誘導体に比べ浸透力は約100倍も違い、水と油どちらにもなじみが良くなったので、様々な化粧水に配合することができます。また、水溶性ビタミンC誘導体のような刺激も少なく、乾燥肌の人や敏感肌の人でも使いやすくなりました。
一方で、水分に溶かした後は、変化しやすいというデメリットも生まれています。そのため、使う直前までは安定した粉の形状とし、溶かした後はなるべく早く、できれば1カ月前後で使い切ることが望ましいようです。